彼を出世させたいのなら、この2つで力を引き出す

美佳です。


朝から雨で気分上がらず、プライムでクレヨンしんちゃんを何話か観てました。

久々のクレヨンしんちゃん、なんか新鮮!笑


で、ふと思ったんだけど、クレヨンしんちゃんの野原一家って、やっぱりかなり素敵な家族だなぁと。

しんちゃん、手のかかる子だけど、なんやかんやで持頭良いし、妹想いの友達想い。母みさえはちょっと怒りっぽいけど、ちゃんと家事育児するし、隣のおばさんとかママ友とか、人付き合いうまいし。

父ひろしは足が臭いのが欠点だけど、子供をお風呂に入れてくれるし、しんちゃんの友達らとも遊んでくれるし、みさえの心情に敏感で不機嫌そうならご機嫌とるし、キレイなお姉さん好きだけど別に不倫はしないしで……しっかり家族を大事にしているなぁと。


なんといっても35歳で埼玉に庭付き一戸建てを建てちゃうあの財力すごくない?

ずーっと“係長”ってネタになってるけど、4人家族で、奥さん専業主婦で、戸建……ってなるとそこそこ年収いいからね?

家族想いのひろしには出世してほしいけど……出世したら面白くないなぁ笑



アニメの世界はまぁ置いといて、彼氏との将来を考えているのなら、彼には出世してほしいし、稼いでもらいたいと思う女性も多いはず。


ということで、彼の力を引き出す方法をご紹介。

2つのうち、今日は1つめをご紹介。



1:褒める

誰だって褒められたら嬉しいですよね。とはいえ、褒め倒されたら人によっては(何か魂胆でも……?)と疑うでしょうが、的を射て褒められたりとか、普段そんなに褒めない人から褒められたり、好きな人から褒められたりしたら内心(ヒャッホー!)じゃありません? 

仮に嘘だとしてもやっぱりちょっと嬉しいですよね。


人は自分や相手を評価するときに、他の人の能力や態度と比較しようとします。これを心理学では“社会的比較理論”と言いますが、これには“上向きの社会的比較”“下向きの社会的比較”の2種類が。


上手な嘘は上向きの社会的比較をもとにつく嘘です。

自分よりも相手の優れている部分を持ち上げて「(私に比べて)あなたはここが優れています」と褒める謙虚な嘘。

たとえお世辞であっても、人を上機嫌にし、意欲的にさせます。

一方、下向きの社会的比較は「私、どうせブスだから」など自分を低めることで相手を立てます。本心からそう思っているわけではなかても、自己卑下は一緒にいる周りの人を不愉快にし、やる気を削いでしまいがち。


嘘をついて褒めるのなら、自分を下げるのではなく、相手の良い部分を持ち上げることが大切!


そう、褒めるって相手の力を引き出すにはかなり大事なんです。


アメリカの教育心理学者ローゼンタールは「期待をかけられた子供はやる気がでて、学力が伸びる」ことを実験によって証明しました。


実験は、小学生のクラス全員に知能テストを受けてもらい、テスト後、担任の先生に将来学力が伸びる生徒の名前を教えるというもの。

その際、先生に教えたのは実は無作為に選んだ生徒の名前。

ですが、後のテストではその子たちの成績は、他の生徒よりも伸びていたのです。


つまり担任が「この子たちは有望だ」と期待をして接したことがこのような結果につながったのです。

これは“ピグマリオン効果”と呼ばれ、子どもに限らず大人にも応用可能。

「期待してるよ」「あなたは、本当はできる人なのだから」と言い続けることで、やる気を促すことができるのです。


あと、面白い実験があって

心理学者のキャロル・デュエックは400人の小学生を対象に、どう褒められると子どもたちはよりやる気を出すのか、を調べるために、やさしいパズルを解かせました。

Aのグループの子には「頭がいいね」と才能を褒め、Bのグループの子には「よく頑張ったね」とプロセスを褒めるというもの。

で、 AとBそれぞれの子どもたちに「簡単なパズル」と「難しいパズル」を選択させたところ、Aグループの大半が「簡単なパズル」を選択し、Bグループの大半が「難しいパズル」を選択したそう。

才能を褒められた子よりも、プロセス(努力)を褒められたこの方がより困難にチャンレンジするようになることがわかりました。


彼氏を伸ばしたいのなら、もっと頑張りなよ!等いちいちダメ出しをするのではなく、褒めた方が伸びるということ。

彼に小言を言いたくなることもあるでしょう。

でも「もう少し、しっかりしたら?」「子供みたいなことしないで!」「自己中ってことに気づいてる?」など小言ばかり言ってると、彼の心も擦れて、本当に自己中な子供っぽいオトナになりますよ。

出世するどころか幼くなるって……ただのしんどい彼氏です。


まぁダメな時はちゃんと指摘することも大事ですが、褒めて褒めて彼氏の力を伸ばしてあげたら出世するかも?



で、次は残りの1つを。


参考:『マンガでわかる! ホンネを見抜く心理学』

監修者:ゆうき ゆう