みなさん、ハンムラビ法典ってどこまで知ってます?

美佳です。




少し前、Netflixで『コロニア』という史実映画を観たんです。内容としては……政治と宗教が結びつき、共同正犯をする…という恐ろしい話なんですけど、もう驚愕で。


南米・チリのピノチェト独裁政権崩壊後、ナチスと独裁政権が手を結んだ恐しい施設「コロニア・ディグニダ」と、その内部で行われたいた身の毛もよだつ事実を描いた映画なのですが、「コロニア・ディグニダ」は拷問施設でもあるし、武器庫でもあるし……ナチ党員パウル・シェーファーのやりたい放題な施設なんですよね。

40年で脱獄できたのはたった5人……。

政権黙認で、40年もその施設が人権無視で好き放題やっていたのがホントに恐ろしいというね…。


怖いし、気持ち悪いし、憎たらしいし、ショックすぎるし……、観ている時にいろんな感情がどっとくる。

観て思ったのは、風化させちゃダメな事実だなぁと。


Netflixで何観ようかなーって人は観てみて。



で、最近そういう過去を知るっていうのがプチマイブームで、最近「1日1ページ読むだけで身につく世界の教養365」を電子本で読んでいるのですが、みんなが学校で習ったハンムラビ法典も載ってるんですけど、ハンムラビ法典についてどこまで知ってます?


きっと、ハンムラビ王が制定した世界最古の法律、とか「目には目を歯に歯を」ということは知ってるはず。


けど、どんな法律だったのか、中身はあまり学校で習わなかったですよね。


結構残酷なんですよ。些細な法律違反で死刑。


例えば、居酒屋に入った女、逃亡奴隷をかくまった者、「正当な理由」なく夫の元から去った妻、などはすべて死刑対象。


えー…やりすぎでしょ……っていうね。



他にもノアの箱船の話とか、パルテノン神殿の話とか、多くの人が名前だけは知っているアレとかコレとかのプチ知識があるので面白いですよ。


文字びっしり系ではないので、読書ビギナーが読書の習慣をつけるにはちょうどいい本かと。

365日分の話があるので、1年楽しめます。