覚えやすい社名や商品名のほうが業績はあがりやすいという研究結果

美佳です。


クリスマスも終わり、今年も残すところ5日!

明日仕事納めの企業も多いのかしら?|・ω・`)

年々、クリスマスよりも年末年始の方がワクワクするのです。

ワクワクするって言っても、来年の抱負とか特にないけど笑


ホステス時代のお客さんの某食品会社会長さんが

「うちは毎年、新年には親族大集合で今年の抱負を発表するよ」と言ってました。まだ幼稚園の孫(もう小学生くらいになったか?)でさえ、ちゃんと発表するらしいですよ♡

子供の夢は大人よりも無限に近い☆うらやましいw


ということで、本日は恋愛じゃなく仕事に関する心理学。経営者とか商品企画の人とかに是非。


タイトル通り、覚えやすい社名や商品名のほうが業績はあがりやすいそうです。


心理学者は経営者の性格、資本金の多寡、創業年数、店舗の立地などそういう情報がなくとも社名を見れば、どれくらいの業績を上げているのかを予測できてしまうのだそう。


理由は簡単で、人間は、覚えやすく、口にしやすい名前に好感を持ちやすい傾向があるから。


ニューヨーク大学のアダム・オルターは1990年から2004年までのニューヨーク証券取引所とアメリカン取引証券所(現NYSE MKT)で取引された約1000銘柄の株価を調査。

結果、「ベルデン」のように発音しやすい名前の会社は「マジャル・ターヴクズレーシ・レースヴェーニュタールシャシャーグ」(ハンガリーの電話の会社)のような名前の企業よりも株価は相対的に高くなることがわかりました。


この調査結果からもわかるように、伸びていく会社、業績のいい会社は耳に心地よく聞こえるような響きの社名を持っていることが多いんです。


これから起業する人や、商品に名前をつける場合は本当にいい響きかをじっくり名前を考え、できるだけいろんな人に聞いてみたほうがいいということ。


カッコよくとも覚えにくい名前だったり、発音しにくい名前だったりすると、人に好感を抱いてもらうことができなくなり、結果として会社も伸びにくくなったりしますからね。


でも…そうですよね。

CMとか観ていても、頭や耳に残る商品ってキャッチーなものばかり。

「トントン、トントン、ヒノノニトン」とか、CM中、何回も連呼する「ハズキルーペ」とか。


誰もが知っている有名な会社も、発音しやすく短いですよね。

「東芝」「三菱」「ソニー」「トヨタ」「ニトリ」「講談社」「集英社」とか。



カッコよさを求めて長ったらしい社名や、商品名をつけるんじゃなく、一回聞いたら覚えられるような名前にしたほうが業績も上がるんじゃない? って話でした。



参考:『図解 身近にあれる「心理学」が3時間でわかる本』

著者:内藤 誼人