【色気を履き違えたら下品…】村上春樹の本って意外にも読みやすいんですね

美佳です。

集中するためにYouTubeで雨音のBGMを聴いてるんですが、雷の音が入った瞬間ビクっと肩が動いてしまう……。



本日、事務作業の合間に、知人に勧められた“ノルウェイの森”の「上」を一気に読み終えました。

というのも、本を買った当日、知人に「ノルウェイの森、買ったよ」とLINEで知らせたら「読み終わったら感想聞かせてね」と頂いていたので…なるべく早めに読もうと思いまして。



村上春樹の作品は初めてなのですが、意外に読みやすかったです。

正直、作者が「村上春樹」ってだけで(あ、難しそう…)という先入観から一切読もうとも思ってなかったのですが、「ハルキスト」が生まれる理由もなんとなくわかりました。

この作品、ドキドキとかハラハラする要素はないんだけど、引き込まれるから読み進められます。ずっと哀しい感じの薄暗い話だけど…人間くさくて好き。

(まだ「上」しか読んでないけどね)


で、なんかやっぱ人間って誰しも欠落があって、闇があるんだなぁと考えさせられました。

美佳にもっと教養があったら、もっと深く読めたのかもなぁ…と、ちょっと悔しいです。



正直、水商売時代なんて周りはみんな闇抱えた人しかいなくて。

でも、むしろ「闇」が良かったのかもしれません。


20代半ばの頃、とある社長さんと初めて会った時に「綺麗だね。君、修羅場を3回くらい乗り越えた顔してるよ・笑」と言われたのです。

(え?どういうこと?)と思って「なんでそう思ったんですか?」と訊いたら

「苦労を重ね乗り越えてきた人ほど色っぽい気がするんだ。色気ってね、谷間を見せるとか、生足を見せるとかそういうものではなくて、その人の醸し出す雰囲気なんだよ。君は露出なんかしてないのに、色気を醸し出してる。遠目で見ても雰囲気のある人だなぁと思ったけどね。あ、これ以上言うとセクハラになるから言わないよ。笑」と。


当時は(苦労って、にじみ出てしまうものなのか……)とちょっとショックでした。


確かに美佳が働いてたクラブのお姉さんはみんな色っぽかったし、波乱な人生を歩んだ人が多かった気がします。

でもだから商売になったんでしょうね。色気があるから男性陣もバカ高い料金を払うのかなと。


闇を抱えた人ほど影があって、ある意味美しいのかもしれません。


女性の中には色気を履き違えたのか、谷間を見せたり生足を見せたりする人もいますが、露出の度合いによってはただの下品女です。

普段からガッツリ露出する人もまぁ珍しいですが、パーティーなどではドレスなので露出もしますよね。で、そのドレス次第では(え、下品…。この人かっちりした社交会的なのあんまり行ったことないのかな?)と思うのです。


谷間見せでドレス丈も短め、となると、かっちりしたパーティーなどではが品なく見られがちです。(叶姉妹までいけば、そのようなドレスもアリですが一般人がやると痛いです)



色気ってファッションやメイクに頼ったところで出るものではないそうです。

無駄に露出したところで女っぷりがあがるわけではありません。痴漢遭遇率があがるだけです。



色気を出すために苦労しろ、とは言いませんが……何度か頭を抱えるくらいの悩みは体験したほうがいいかもね☆