美佳です。
雨ですね。でも雨の音って集中できません?
たまにYouTubeで雷雨の音を流して仕事したり本読んだりするんです。
人が無駄に外出しないために、雨も一役買っている…と思いたい。笑
で、今日は「『Why smart people believe coronavirus myths(賢い人たちがコロナウイルスのデマを信じる理由)』から、なぜコロナウイルスのデマが広がるのかって話をかなり端折って紹介。
2020年3月、YouGovとエコノミストによる世論調査では、アメリカ人の13%がコロナクライシスのデマを信じていたそう。
1割ほどの人間しか信じていないのに、なぜあんなにもデマが広まるのか……
3つの点を紹介。
1:情報過多
私たちは一日中情報まみれ。そのため直感に頼って、何が正確であるか否かを判断することがよくあります。ニュースフィードで何かを目にする頻度が高いほど、もともと懐疑的であったとしても、それが本当なのかもしれない、と考える可能性が高くなってしまうんです。
ね、ホントそう。情報が多くてありがたいけど、情報がありすぎて逆に迷う。自分の感性を信じたいけど、自分の感性が必ずしも正しいとは限らないし……。
最初はデマとわかっていたのに、目にする回数が多くて「あれ?これフェイクじゃなくてマジなやつ?」と信じる人もいるはず。
2:よく考える前に共有
最近の調査結果によると、多くの人がコンテンツの正確さを意識することなく、反射的にコンテンツを共有しているそう。ある調査では、フェイクニュースが真実であると回答したのは参加者の約25%のみでしたが、35%が見出しを共有すると回答しました。
いますよね。デマ情報を見て、「大変だ。みんなにも教えてあげなきゃ!」って焦って友人らにシェアするおバカ。正義感なのか使命感なのか知らないけど、ちゃんと考えてからLINEしてくださいっていうね……。しっかり考えたら「ん?おかしい」って気づけるのに、考えずにただただ拡散するっていう……迷惑極まりない。こういう人って”考える”という工程が抜けやすいから、普段からそそっかしい人多くない?
あと、信じていない人も結局ネタのひとつとして(?)SNSなどで共有するから、そのデマがどんどん広がっちゃうんだよと。
「これはデマですよー」と注釈があればまだしも、ただ拡散だけするのは注意喚起でもなんでもないからね。
3:オーバーライド反応
突然ですが問題です。
「エミリーの父親には3人の娘がいます。
長女の名前はエイプリル、次女の名前はメイです。
では、三女の名前は?」
ジュンだと思いました?
「ジュン」は多くの人が直感的に出す答え。
けど、正しい答えはもちろんエミリー。しっかり文章を読んでね。
しっかり考えればわかるのに、自分で都合いいように答えを出しちゃう人結構いますよね。
熟慮した分析的な方法で物事を考えることを行わない人々は、心理学者によって「認知的悲惨」と呼ばれることがよくあります。認識力の悪さは、多くの認知的偏見の影響を受けやすくし、情報(および誤った情報)の利用方法も変えるようです。
デマ拡散を止めましょう。
知性があり教育を受けた多くの人でさえも、誤った情報を文字通りに受けとる傾向がある、ということを知っていると、誤った情報の拡散を防ぐのに役立つかもしれません。
情報を送ってきた相手が、自分より良い大学出でも、稼いでいる人でも、尊敬している人でも、送られてきたその情報が正しいとは限らないということ。
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